スタッフ全員で虐待防止についての研修を行いました✏️
放課後等デイサービスでの虐待がどれほど増えているか、みなさんご存知ですか?
2012~2020の8年間で、全国では4.9倍。九州では5.7倍も増えているそうです。
では、なぜ虐待が起こってしまうのかをスタッフ間で考え、共有しました。
・子供たちへの理解がなく、接し方がわからない
・事業所の環境(死角が多い等)
・スタッフのストレス
など、考えると様々な原因が出てきました。
考え出した原因を踏まえて、虐待を起こさない為には、
・スタッフ間での声掛けや情報の共有
・定期的な勉強会
・事業所内でのスタッフの配置(子供とスタッフが2人っきりにならない為)
とスタッフ同士の連携・子供たちの特性への理解を深める事が大切だと気づきました。
最後に、虐待をなくす第一歩として自閉症の子がどんな感覚で生活をしているのか疑似体験をし、理解を深めました。
自閉症の子の手の感覚は常に軍手をしている状態だと言われています。そこでスタッフも軍手をつけた状態で折り紙で鶴を折ってみました。普段、簡単に折っていた鶴も軍手をつけると、時間がかかり歪な形になってしまいます。体験を通して、わかっていても出来ないもどかしさ、急いでいるつもりでも遅くなってしまう焦りなど子供達が日頃どんな思いをしているのかを考えるきっかけになりました。
こういった機会を設け、可能な限り子供達に寄り添い、安心して過ごせるような環境をスタッフ一同目指していきます🌞